仙台付近の閉鎖された小島に行きついてしまった、元サラリーマンのお話。
ユーゴと呼ばれるしゃべる案山子や、足が思うように動かない男性、地面に耳を傾ける少女etc・・・・
色々変わった人物と、ちょっと変わった島で繰り広げられる、島に足りないものを探す物語です。
その中にサスペンス要素も盛りこまれてて、面白かった。
現代に失われたものも見えて来たりしました。
そして1人1人、それぞれの景色などにも、密接にそれが関連性があって、
最後に1つになる感じがすごいと思った。
そして自分で考えることも与える作品だと思う。
伊坂さんは最後にちゃんと結論を持ってきて、すっきり終われるところが良い。
最初から最後まで目が離せないし、とっても読みやすいです♪
オススメ度 ★★★★★